エピジェネティクスの分かりやすい解説本

f:id:minesot:20181115025014j:plain

 

【書名】エピジェネティクス 操られる遺伝子

【出版社】ダイヤモンド社

 

エピジェネティクス 操られる遺伝子

エピジェネティクス 操られる遺伝子

  • 作者: リチャード・フランシス,野中香方子
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2011/12/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 2人 クリック: 17回
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 

 

 エピジェネティクスについてわかりやすく書かれた一冊。

 

 エピジェネティクスとは、後成説「エピジェネシス」から来る言葉で、わかりやすいところではDNAやヒストンの修飾によって、「DNAに書き込まれた情報 (ATGCからなるシークエンス)」以外によって表現形が現れること。端的には遺伝情報・遺伝子は同じでも違う個体になる理由の一つである。

 

本書では、生物は後成説でなりたつ、という立場で書かれている。

 

 淡々と最近の研究までを含めて書かれていて読みやすい。

 よい。★★★★☆ (4/5)